11/22から若越書道会展がはじまりました。初日に、さっそく、県立美術館へ。
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500点近くの作品が展示されていました。
今回は、一般公募部門に、教室の生徒さんがはじめてチャレンジしました。1ケ月くらいかな、じっくり仕上げた仮名作品です。
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「湖上花」
花さそふ 比良の山風ふきにけり
漕ぎゆく 舟のあと見ゆるまで
古今和歌集より
琵琶湖西岸の山、吹きおろしの風が花を散らす。湖上をこぐ船の後が見えるまで・・・
書道というと、漢字を書く中国の書道のイメージが強いですが、かな書は、平仮名に変体仮名(万葉仮名)や草仮名を混ぜて、短歌や俳句の歌を、繊細な線で美しく流れるように書き上げる日本独特の書道です。
私が若越の昇段級試験を受けているころ、仮名が一番苦手。
いつも〆切の前日まで書いてましたが、今は仮名書道の美しさと難しさに引き込まれています。
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春の野に
あさる雉の妻恋に
己があたりを人に知れつつ
~ 万葉集 ~